気温が高い時は・・・ U^ェ^U (=^・^=)
亜熱帯の国になってしまったような暑い夏が終わろうとしています。
夏の疲れが出る時期ですが、ワンちゃんネコちゃんの体調はいかがですか。
●暑さ対策:熱中症になるのは人間だけではありません。
暑さと湿度によって、犬、猫も熱中症になります。
室温が28℃以上になるようなら、必ずエアコンをつけましょう。
また、散歩の時間も考えましょう。
アスファルトは、ヤケドをする位高温になります。
早朝、または充分道路が冷めてから散歩するようにしてください。
お外で飼っている犬は、日陰になる場所を作り、
いつでも飲めるようにたっぷりのお水を置きましょう。
きちんと環境を整えて、飼い主さんもペットちゃんも健康に過しましょう!
もし、熱中症になってしまったら…
ハアハアと苦しそうに息をしたり、大量のよだれが出たり、ぐったりしたら熱中症です。
エアコンの効いた涼しい部屋でアイスノンまたは濡らしたタオルなどで体を冷やし、
早めに病院に連れて来て下さい。
重度になると、命にかかわることもあります。
ウサギやモルモットは、犬、猫よりも、高温高湿が苦手です。
さらに温度湿度管理はしっかりやりましょう。
(飼い主さんはカーディガンを着てね^^)
SFTS(重症熱性血小板減少症症候群)について
マダニに咬まれてSFTSに感染したネコちゃんを治療していた獣医師が亡くなった、というニュースをご覧になった方も多いかと思います。
SFTSとはマダニを介して発症する人畜共通ウィルス感染症です。
日本では2013年以降西日本を中心に確認されています。
ヒトの致死率は発症すると27%と非常に怖い感染症です。
症状は、急激に食欲不振、高熱、血液検査による血小板・白血球の減少、黄疸などが現れます。
現時点では、ヒト・動物共に特効薬はありません。
それなので、マダニに咬まれないことが防御法です。
動物には、ノミ・ダニ予防薬をしっかり使うようにしましょう!
ノミ・ダニ予防薬は当院で取り扱っていますので、ご来院ください。
“ドクターズファイル”に掲載されました!
街の頼れるお医者さんを紹介しているドクターズファイルの動物病院版に院長のインタビューが掲載されました。
来院するペットちゃんや飼い主さんへの想いや、ワンちゃんネコちゃんをお預かりしている時の様子などもお話ししていますので、ぜひご覧ください。
ドクターズファイルはコチラ>>
防災対策
非常時に備え、大切なペットの防災対策していますか?
大地震に備えて「ペットとの避難セミナー&シンポジウム」が開催されました。
日にち:2013年3月9日
場所:練馬区役所
ここ数十年のうちに高い確率で発生すると言われている「首都直下型大震災」。家族の一員としてのペットも一緒に被災した場合の対策を考える必要があります。
東日本大震災の時に宮城県石巻市で被災した動物やペットたちの支援を行ってきた阿部獣医師をお迎えして、練馬区におけるペットの避難対策を考えました。
レポートをぜひご一読ください。レポートはこちら[PDF]>>
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(1)ペット用の非常用持ち出しバッグを用意しましょう。
中に入れる物は、
・餌、水(3〜5日分)
・食器(折りたたみ式の物もあります。)
・ペットシーツ、うんち処理袋
・ティッシュ
・健康手帳…動物の情報(病歴、持病、ワクチン接種記録)
あったらいい物は、
・非常用アルミブランケット
・ウェットティッシュ
(2)自宅が安全でなくなったら
練馬区の避難拠点は“同行避難”が認められていますが、動物が苦手な人も避難されてきます。
すみやかに受け入れてもらうために、日頃から基本的なしつけをしておきましょう。
避難時はキャリーバッグに入れましょう。(避難拠点ではケージ代わりになります。)
各種ワクチン、ノミ・ダニ予防も忘れずに!
また、飼い主さんと離れてしまった時に備え、マイクロチップの注入が推奨されています。
※飼い主さんも動物も、安全で適切な避難生活ができるように日頃から心がけておくことが大切です。
いざ、という時は…
いつも与えている薬もお忘れなく!
更新情報・お知らせ
- 2015/10/25
- 「ドクターズファイル」の記事を掲載しました。
- 2013/3/30
- 「ペットとの避難セミナー&シンポジウム」のレポートを掲載しました。
- 2012/10/20
- 防災対策を掲載しました!